Durhamな日々

現在Durham大学院に通っています!イギリス東北地方の情報を届けます!

Durhamって?

こんにちは。初ブログです。以前はNoteでちょくちょく書いていましたが、改めて自分のブログを持ちたいと思い、はてなブログをはじめました。

 

現在は、イギリス北東部のDurham University の大学院に通っています。Durhamはイギリスで3番目に古い大学で、2020年のGardianによると英国4番目の大学としてランクインしています。ランキングは揺れがあるので絶対的なものではないのですが、イギリス人からすると学部ではOne of the highestといったイメージがあるようです。大学院は学部によって差があるのかもしれません。今日はDurhamについて書いてみたいと思います。

 

Durham

イギリス北東部にある歴史ある街、Durham。日本人からするとかなりマイナーな街ですが、とても愛くるしい街です。

そもそもイギリスにいるよーと人に話すと、イギリス=ロンドンとして話をもらうことが多いのですが、イギリスにはロンドン以外にも素敵な街がたくさんあります。

イギリスの正式名称はグレートブリテン及び北部アイルランド連合王国、そしてイングランドスコットランドウェールズ北アイルランドの地域があります。Durhamはイングランドの中の、North East Englandに属します。東北地方最大の街はNewcastle Upon Tyne、そこから電車で10分くらいです。

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ニューカッスルはとても賑やかな街で人口27万人程度。サッカーで武藤選手がニューカッスルユナイテッドに所属しているから日本でも知名度があるかな?と思います。日本企業の工場が近くにあるので、駐在などでいらっしゃる日本人の方もちらほらいるようです。ただ、ロンドンと比べたら手で数えられるくらいしかいなそうですが・・。

 

それに比較し、ダラムは人口6.5万人!めっちゃ小さな街です。川に囲まれた大きな大聖堂と城を更に囲って街が広がっています。ダラム大聖堂はできたのが10世紀頃とのこと!イギリスにはいくつもの聖堂、大聖堂がありますが、ダラムゴシック様式でごつくカッコよさがあります。

ダラムでいいところだなーと思うのは、ダラムにいるといろいろな場所から大聖堂が見える、ということ。今日もキャシードルがよく見える、ということがなんとなく幸せな気分にさせてくれます。日本から富士山が見える、というのに似ている感覚かもしれませんね。

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Durham photo from the park

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ダラムダラム大学は切っても切れない関係で、産業が少ないダラムにおいては、ダラム大学のおかげで成り立っている、というと言っても過言ではないかもしれません。大学の入学式、卒業式は大聖堂で行います。ちなみにダラム城は大学生が住めます。太っ腹!

 

ちょっと面白いなあ、と思ったのは、ダラムの近代化と住民の反対です。ダラムは非常に歴史ある街で、イギリスでの育ちの良い人たちが生活しています。とにかく平和。また、そのようなイギリスにすむ人たちが娘息子を送り出す先としても安心できるためか、親世代に抜群のブランドを持ちます。

一方、学生がどんどん増えているダラム大学はたくさんの建物を急速に建てようとしています。その結果モダンな建物と歴史ある建物が入り混じっています。それに対して長年住む住民からは景観が壊れる、と反対意見があったりして、なかなか新しい建物を建てるのは難しいようです。

ただ、高い建物が街内に全くなく、その結果大聖堂がどこからも見れる素敵な街ができています。

学生としても、日帰り旅行としても楽しめる、古き新しダラムの紹介でした。